
自宅と勘違いし他人の家のドアを開けようとした警察官 住人を射殺(米)
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他にも口唇裂や口蓋裂などの先天性疾患によって起こることもあるそうだ。
今回、男性を診断した医師は「我々が対応したケースでは決定的な原因はつかめなかった」と報告しているが、この男性は青年期に顎と鼻を骨折したことがあったという。
しかし医師は「これが直接的な原因とは考えにくい。この男性の鼻腔内にはずいぶん前から歯が存在しており、歯の周りの組織に炎症が起きて鼻づまりなどの症状が現れたことから、今回の発見に至ったと思われる」と話している。
米オハイオ州コロンバスにあるオハイオ州立大学ウェックスナー・メディカル・センターの耳鼻咽喉科および頭頸部外科のアレックス・ファラグ博士(Dr. Alex Farag)は、慢性の鼻水や鼻づまりがある患者には抗生物質や抗ヒスタミン薬、ステロイドなどが投与されるが、効果が見られない場合はCTスキャンなどの画像診断検査を受けることを推奨している。
なお男性は手術後1か月ほどで鼻の症状は改善され、臭覚が戻ったそうだ。
画像は『Live Science 2019年2月27日付「A Man’s Trouble Smelling Was Caused By a Tooth Growing in His Nose」(Credit: Copyright 2019 BMJ Case Reports)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)