世の中には「ファッション」と称して愛犬の毛を染める飼い主が存在するが、このほど米ケンタッキー州で飼っているグレート・デーンの毛を鮮やかなピンクと紫色に染めた飼い主のニュースが『Storytrender』『Metro』などで報じられた。
ケンタッキー州フォート・キャンベルに住む1児の母ジェシカ・ウィリアムズさん(21歳)は、飼い犬グレート・デーンの“ドラマ”(生後5か月)が大きな体で見知らぬ人をよく怖がらせることから、あるアイデアを思い付いた。
周りの人の恐怖を取り払い「怖くない犬」と理解してもらうために、ジェシカさんは知り合いのペットサロンで100ドル(約11,000円)をかけてドラマの毛を明るいピンクと紫色に染めた。さらにドラマの爪をトリミングして短くし、ピンク色に塗った。それ以降、他の犬にはない派手な色になったドラマを見た人々の反応は大きく変わったとジェシカさんは言う。
「みんな大抵、大型犬は怖がります。うちのドラマには小型犬ほど誰も寄ってこないことに気付いたので、もっとフレンドリーな犬だとわかってもらいたくて体毛をピンクと紫に染めました。そうしたら、あまり怖がられずにいい意味で注目を浴びるようになったんです。」
これまで4頭のグレート・デーンを飼ったことがあるジェシカさんがカラーリングしたドラマを散歩に連れて出ると、微笑みかけてくれる人や近付いて来て『撫でてもいい?』と聞いてくれる人が増えたそうだ。爪のトリミングをしたことについても「ドラマが人を傷つける犬ではないことをより明確にしたかった」と話すジェシカさんは、