海外発!Breaking News

writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】3,000人に1人 前歯が生えた状態で生まれた赤ちゃん(英)

「出生歯(もしくは先天性歯)」と呼ばれる歯が生えて生まれてくる赤ちゃんも2,000人~3,000人に1人という確率で、僅かだが存在するようだ。

「UCLAN(University of Central Lancashire)」の小児歯科名誉コンサルタントのリチャード・ウェルバリー教授は、このように述べている。

「通常、出生歯は乳歯の一部として生えてきますが、稀に余分な歯になることもあります。大抵は乳歯として育っていくので無理に抜かずにケアしながらそのままにしておきますが、抜いた方がいいとされるケースは3つあります。1つ目は乳児の気道に危険が及ぶ時です。歯が緩いと抜けて、乳児の肺に入る可能性もあるので危険です。2つ目は乳児の舌の裏側を潰瘍化させる可能性がある場合、そして3つ目は母親が母乳育児をしていて痛みを伴う場合です。」

なお昨年10月には、アイルランドに住む生後11週の男児に一晩で牙のような歯が生えるという出来事が起こった。その後、その歯は原因不明ということで歯科医院で抜歯されている。

画像は『Mirror 2019年2月17日付「Mum’s shock as baby daughter is born with a tooth – and it’s now ‘massive’」(Image: Blackpool Gazette / SWNS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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