海外発!Breaking News

writer : tinsight-masumi

【海外発!Breaking News】膀胱手術を受けた後、目覚めると前歯が3本無くなっていた女性(米)

医療ミスによる被害は日本だけではない。海外では驚くような医療事故が起きている。このほどアメリカから膀胱の手術を受けた後、前歯が3本無くなってしまった女性の話題が届いた。命に関わる状態ではないが、『CBS DFW』のインタビューに対して時折手で口を覆う女性の姿が見られた。

米テキサス州北部在住のゲイル・タップさん(Gail Tapp)は、フォートワースの病院「USMD Hospital」でさほど難しくはない膀胱の手術を受けた。

目が覚めてすぐに、ゲイルさんは口の中に違和感を覚えた。確認してみると前歯が3本無くなっていたのだ。夫のマニュエル・ドミンゲスさん(Manuel Dominguez)曰く、医師に「手術後、呼吸器のチューブを外そうとしたが誤って前歯に当たってしまった」と告げられたという。よほど強く当たったのだろうか…。

実はゲイルさんの前歯は、以前治療をしてブリッジを施していた。手術前にゲイルさんはブリッジの歯があることを医師に伝えていたのである。ゲイルさんとマニュエルさんは病院に弁償を求めた。しかし病院側の保険会社はこれを全面拒否。理由は手術を行うにあたってのリスクが記された同意書にサインしたからというものだった。ちなみに現在のゲイルさんは入れ歯をしており、それには約15,000ドル(約170万円)もかかっている。

ゲイルさんとマニュエルさんは何か月も病院と交渉したが、埒が明かないために米消費者司法協会に協力を求めた。同州ダラスのメディア『CBS 11』は、先月31日から病院のマーケティング&コミュニケーション担当部長に電話と電子メールで接触を試みている。

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