海外発!Breaking News

writer : tinsight-masumi

【海外発!Breaking News】「算数の宿題を手伝って」少年の911コールに快く対応したオペレーター(米)

日本での緊急通報番号は「110」だが、あくまでも危険が迫っているなどの事態に限られ、そうでない場合は警察相談専用電話「9110」がある。ところがアメリカでは、ある少年が宿題で困り果てた末に緊急通報番号「911」にダイヤルしてしまったという。『abc7chicago.com』『CNN』などが伝えている。

今月25日、米インディアナ州ラファイエット警察の公式Facebookに、緊急通報ダイヤルについての投稿があった。今回通報してきた少年とコール911の女性オペレーター、アントニア・バンディさん(Antonia Bundy)の心温まる会話を収めた動画が投稿され、人々の関心を集めた。2人の会話は次のようなものだった。

バンディさん:緊急通報ダイヤルです。何かありましたか?
少年:えっと、僕の声聞こえる?
バンディさん:ええ、聞こえるわよ。
少年:今日はとても最悪な日なんだ。うん、たぶんね。でもわかんない…。
バンディさん:なにか学校で嫌なことでもあったの?
少年:うん、聞いてくれる?
バンディさん:もちろんよ! いったい学校でなにがあったの?

音声からは、少年は911にかけるべきだったのかどうか、迷いながら遠慮がちに話し始めているようにも聞こえる。バンディさんは2016年4月からこの仕事をしているベテランだが、

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