森重樹一率いるZIGGYが11月1日に新横浜よりスタートした『ZIGGY TOUR2018「ROCK SHOW」』のファイナル公演を12月23日、福岡市・博多 DRUM Be-1にて開催した。クリスマスイブイブとは思えぬ暖かい気温に加えソールドアウト、満員となった会場の熱気で冷房が入れられたほどだ。
ニューアルバム『ROCK SHOW』(10月24日リリース)や30周年記念アルバム『2017』(2017年10月25日)、今年春に連発したシングル『TEENAGE LUST』、『君の笑顔より美しい花を知らない』を中心に懐かしいナンバーを織り交ぜながら、3度のアンコールを含め3時間半突っ走った。
MCタイムでは、森重樹一によると「ここのところフレディ・マーキュリーづいている」というカトウタロウ(ギター、コーラス)が、映画『ボヘミアン・ラプソディ』を思わせる「デーオ!」の呼びかけで観客を盛り上げたり、『We Are The Champions』を熱唱する場面もあった。
そんななか、森重がこのツアー中にメンバーと練ってきた新曲のリハーサルを終えたばかりと明かし「一節やろう」と言い出す。メンバーのリアクションから見て急な提案だったらしい。
披露したのは1コーラスながら、ミディアムテンポのノリで押し寄せてくる重厚なサウンドに負けず、森重のボーカルがしっかりと胸に響く渾身のナンバーに感じられた。「1月にはレコーディングして、春にはニューシングルを出したい」と発表した。
ツアーファイナルながら最後には、