伝説の英ロックバンド「クイーン」の名曲『ボヘミアン・ラプソディ』。現在、故フレディ・マーキュリーを描いた同名の映画が日本でも大ヒットを記録している。映画の勢いに追い風を与えられたかのように現地時間11日、『ボヘミアン・ラプソディ』が新たな記録を打ち出したことが分かった。
フレディ・マーキュリーの歌唱力と独特な曲調で世界中のファンを虜にした「クイーン」は、フレディ亡き後も数々の名曲たちが世界中で愛されている。1975年にリリースされた『ボヘミアン・ラプソディ』は「クイーン」の代表曲として知られ、現在公開中の映画『ボヘミアン・ラプソディ』のタイトルになっている。フレディの生き写しと言わんばかりの演技を見せたラミ・マレックは現地時間6日に発表された第76回ゴールデングローブ賞のドラマ部門の主演男優賞に、映画自体もドラマ部門の作品賞にノミネートされた。
そんな同映画が注目されるなか、「ユニバーサル・ミュージック・グループ」が現地時間11日に『ボヘミアン・ラプソディ』が20世紀にリリースされた曲で最もストリーミングされた曲になったことを発表した。同曲はストリーミングサイト「Spotify」、「Apple Music」、さらにYouTubeで合計16億回も再生されたという。今回の記録にはもちろん映画のヒットも影響しており、ロックバンド「ニルヴァーナ」の『Smells Like Teen Spirit』(1991年)や「ガンズ・アンド・ローゼズ」の『Sweet Child O’Mine』(1987年)などの名曲を追い越す形となった。
「クイーン」のギタリストのブライアン・メイは「僕たちの音楽が今も沢山の人に愛されてとても嬉しいよ!」とコメントし、