映画『ハリー・ポッター』シリーズで10年にわたりハリー・ポッターの親友ロンを演じたルパート・グリント(30)。子役から大人へと成長したルパートだが、長い『ハリー・ポッター』シリーズの中で「出演をやめたい」と思ったことがあったと明かした。
ルパート・グリントは2001年の『ハリー・ポッターと賢者の石』でロン役に抜擢され、10年にわたり主役を務めたダニエル・ラドクリフやエマ・ワトソンらと共演してきた。シリーズは2011年に公開された『死の秘宝 PART2』で幕を閉じている。現在、ルパートはテレビシリーズ『Snatch』や『The ABC Murders』シリーズに出演し、俳優としての活動を続けている。
そのルパートが『The Guardian』に、『ハリー・ポッター』シリーズに出演してきた思いをこのように語った。
「『ハリー・ポッター』の映画に出演できて、僕は夢の中で生きている感じだった。オーディションを受けたのは、(原作の)本が大好きだったから。でも3作目か、4作目の時に圧倒されるような責任が重くのしかかってきたんだ。だって、驚異的な人気だったからね。取材やレッドカーペットも感覚をおかしくさせたんだよ。そういう環境は苦手なんだ。」
「間違いなく、(『ハリー・ポッター』から)去ろうって思ったことがあるよ。『ハリー・ポッター』に出演することは大きな犠牲もあった。若い頃からあんなに長い間働いていたから。長い休みをもらった時に『これはかなり身を焦がすことだ。僕は本当に(『ハリー・ポッター』に)戻りたいのかな? もしかして僕にとって良いことではないのかも』って思ったんだ。ただティーンエイジャーだったってだけかもしれないけれどね。」
さらにルパートは、