
子供が宿題に悩んでいれば、一緒に考えたりもしくはヒントを与えたりするのが普通の親というものであろう。しかし米フロリダ州のある父親は、息子が宿題の答えを憶測で答えたことから激昂し、スマートフォンで殴るという虐待行為に及んだ。『WPLG Local 10』『Metro』などが伝えている。
11月3日、フロリダ州サンライズに住むクレメント・レオ・ワトキンス(44歳)は、自宅で宿題をしていた息子(6歳)が質問の答えがわからず憶測で答えたことに腹を立て、息子の頭をスマートフォンで殴りつけて怪我をさせた。
その後クレメントは、傷口から出血している息子にシャワーを浴びて血を洗い流せと命じただけで、怪我の手当てや病院へ連れて行くこともしなかった。この虐待行為が明るみに出て、サンライズ警察と児童保護捜査局の職員がクレメントの自宅を訪ね男児の傷を調べたところ、頭部右側に線状に開いた皮膚の傷があることを確認した。これについて、クレメントは「階段から携帯を投げたが、息子が受け取りそこなって頭に当たってしまった」と警察に供述。しかし、男児が宿題中に父親に携帯で殴られたことを同警察に打ち明けたことにより、