映画『斉木楠雄のΨ難』が2017年10月21日の劇場公開から約1年、10月12日に日本テレビ系『金曜ロードSHOW!』で地上波初登場した。本作は『週刊少年ジャンプ』で連載された麻生周一氏によるギャグ漫画をもとに実写化したもので、福田雄一監督のこだわりとキャストの熱い演技により原作の世界観をさらに昇華させた力作である。
福田監督がオンエア中にSNSで「すごっ!! 1位、爆走中っっ!! 照橋さん、6位」と“話題のツイート”で「1位 斉木楠雄」「6位 照橋(急上昇)」と表示された画像を公開、「テレビでしか橋本環奈を観たことがない方は、さぞかしビックリしていることでしょう」とつぶやくように、彼女の“顔芸”や“心の声”が見どころの1つだ。
主人公・斉木楠雄役を務めた山崎賢人は役柄からクールな表情に徹しなければならず、斉木につきまとうヒロイン・照橋心美を演じた橋本環奈とのシーンでは笑いをこらえるのが大変だったという。
橋本環奈と言えば、福田監督による映画『銀魂』シリーズの神楽役で鼻をほじったり、白目を剥く吹っ切れた演技を見せて話題となった。『斉木楠雄のΨ難』では“心の声”とリンクした様々な表情を見せてくれるが、その“顔芸”は『銀魂』と通じるものを感じる。
劇中では照橋心美の可愛さを目の当たりにした男子たちが反射的に「おっふ」と口にするのだが、