人の命を守る消防隊員らは感謝されるに値する人物だが、このほどイギリスの消防隊員が救出した相手に毒づかれてしまった。しかし相手がコンゴウインコだっただけに、ネット上では多くの人に笑いをもたらしたようだ。英メディア『Metro』などが伝えている。
ロンドンの北側に位置するエドモントンで今月上旬、緊急コール999にてロンドン消防署に救出依頼の通報が入った。なんでも屋根の上で降りることもできず、3日間立ち往生しているとのことだった。しかしその救出劇は少し緊迫さに欠けていたようだ。
消防隊が救出しようとしていたのは、“ジェシー”という名のコンゴウインコであった。ジェシーは3日前に飼い主の家から脱走して、隣の家の屋根へと飛び移った。『Metro』に掲載された写真によると、屋根の高さが10メートルはゆうにあるように見える。
手の施しようが無かった飼い主は「英国王立動物虐待防止協会(RSPCA)」に助けを求めたが、彼らも打つ手が見つからず通報したという。駆けつけた消防隊員は長いハシゴを登り、ジェシーのいる屋根へと向かった。
屋根にいるジェシーに向かって消防隊員は「おいで」と呼んだ。さらにジェシーの飼い主がトルコ語とギリシャ語を話すため、両方の言語でも呼んでみた。しかしジェシーが応じないことから、