このほど中国で、自分の席へと移動することが面倒なばかりに障がい者を装い、ある女性の購入した指定席に堂々と居座り続けた男性がネチズンらの怒りを買っている。『Shanghaiist』などが伝えた。
8月21日の午前、山東省済南市から北京行きの特急電車に乗り込んだ女性が、自分が購入した座席に男性が座っていることに気付き、男性に席を移動するように伝えた。ところがその男性は、女性が何を言おうと全く席を移動する気配を見せず、堂々と女性の指定席に座ったまま、わずか数列後ろの窓側にある本来の自分の席へ移ることを拒否した。
さらにこの男性は、自分の指定席に座るように指示した車掌にも「車椅子がないと移動できない」と障がい者を装い、車掌に「女性が自分(男性)の指定席に座るか、食堂車へ行くかにすればいい」と言ったという。結果的には、車掌が女性をビジネスクラスの指定席に移るように促し、男性はそのまま女性の指定席に座っていたそうだ。電車が北京に到着すると、男性は車椅子を要請したということだが、乗車時には車椅子を使用していなかったことがわかっている。
このやりとりがソーシャルメディアに投稿されると一気に拡散し、薄笑いを浮かべて居座る男性の姿にネチズンらは激しい怒りの声を寄せた。
「障がい者でもないくせにフリをするなんて!」
「単に席を移動するのが面倒だっただけに過ぎないだろうが!」
「こんな男は、永久的に鉄道会社のブラックリストに載せるべき!!」
男性はネット上で、