海外発!Breaking News

writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】小人症の男性、料理学校への入学を断られる「他の生徒の邪魔になる」(英)

「将来、レストランの厨房に立つことができないなら、息子さんがこのコースに通う意味はない」と言われたという。ポーリンさん曰く、数年前にルイスさんと同じ疾患の男子生徒がいた時には、カレッジ側はキッチンの調理台やコンロの高さを調節した設備を整えたようだ。今回もそうした設備のもとでルイスさんが料理を学ぶことができると思っていたが、カレッジ側から「別のコースを見つけたほうがいい」と告げられたそうだ。ポーリンさんは、このように吐露した。

「カレッジが低めの調理台などを揃えて取り付けるには、7週間ほどかかるそうです。そんな長い期間、待てないというのが本音でしょう。しかも新しい設備が学校に導入されるまでの間、ルイスは自宅でビデオを見るなどして練習することができるとも言いました。ですがそれでもカレッジ側は言い訳ばかりして、NOと言い続けるだけです。あんまりですよ。」

ポーリンさんは息子の夢のために引き続きカレッジに掛け合い続けており、返事を待っているところだ。これに対しカレッジ側は「今は検討中であり、コメントは差し控えたい」としている。

このニュースを知った人からは、「このカレッジの対応は酷いと思う。障がいを差別して拒否するなんて恥もいいところ。ルイスさんの夢がいつか叶うことを願ってるわ」「誰かひとりのために設備を買い揃えるのは確かに費用がかかるけど、数年前に低めのキッチンが設置されたというのなら、今もあるはずでは? なぜルイスさんはそれを使わせてもらえないんだろう」「やる気がある生徒をこんなふうに扱うことは、社会であってはならないと思う。障がいがあるからというのは受け入れ拒否の理由にはならないはず」「もしこのカレッジが受け入れなくても、どこか他のところで入学できるといいね。頑張って!」といった声があがっている。

画像は『Metro 2018年8月27日付「Dwarf ‘banned’ from college cooking course because he would ‘get under peoples’ feet’」(Picture: SWNS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

1 2