中国でこのほど、賭博場に我が子を連れてきたうえに自分の座るスツールの下へ閉じ込めて麻雀に耽っている母親の動画がネチズンの怒りを買った。英メディア『The Sun』などが伝えている。
中国の動画投稿サイトに母親としてあるまじき姿の動画が投稿され、210万回以上も再生されている。動画には母親の座っている青いプラスチック製のスツールの内側に男の幼児が閉じ込められていた。幼児は狭いスツールの中から出して欲しそうにして母親に向かって声をあげている。
しかし母親は我が子が泣いているにもかかわらず、声をかけるわけでもなくスツールに座ったまま麻雀に夢中になっているのだ。そのスツールは箱型で、座る面の四方が約40センチ、高さが50センチに満たない程度の大きさである。
幼児は立つこともできず、向きを変えることもままならないように見え、スツールの脚の間から手を伸ばして中から出ようと試みる様子が動画に捉えられていた。当然ながらスツールは母親の体重でしっかりと固定され、出ることは不可能だった。
当初この動画は、中国湖南省の衡陽市にある麻雀クラブのものとメディアで報じられていた。このクラブには今月3日に地元警察が立ち入り、違法賭博の疑いで12人の身柄が拘束され、後日警察によってそのクラブは閉鎖されていた。
だが警察では、