夏がくると、どこかで必ず暑い車内に子供やペットを放置する人が現れる。このほど英ウェールズの獣医が暑い日に車内でどこまで耐えられるかを体験し、「どうかペットを車内に置き去りにしないで」と注意喚起した。『Metro』『Mirror』などが伝えている。
サウス・ウェールズのブリジェンドにある「Shepherds Veterinary Hospital(シェパーズ動物病院)」の獣医ゼファニー・ウッドワードさん(35歳)は、6月27日に自身の車に閉じこもり、暑い日中に犬などのペットを車内に放置したままにすることがいかに危険かを体験した。
午後3時、動物病院の駐車場に止めていた車に乗り込んだゼファニーさんは、スマホのストップウォッチとデジタル温度計を使い、時間の経過とともに車内の温度がどれほど上がるかを動画に収め、その様子を伝えた。実験を始めた時の車内は31度を上回っていた。
「7分が経過しました。少し汗ばみ始めました。外気温は31度のようですが、車内はすでに38度近くになりました。」
「12分経ち、40度になりました。結構汗をかいています。私が犬なら息切れして喘ぐでしょう。今は水が飲みたいです。とても不快に感じてきました。」
「20分経過しましたが、非常に暑いです。車内は現在44度。あとどれくらい耐えられるかわかりません。気分が悪くなってきました。」
こんなふうにカメラに向かって話すゼファニーさんだったが、