来月放送予定のドラマで小日向文世と遠藤憲一が、兄弟を演じることが発表された。温和な顔立ちの小日向と精悍な顔つきの遠藤―全くルックスの違う2人が兄弟役を務めるため、小日向は「成立するのかな」と笑い、遠藤は「まさか兄弟になれるとは」と驚いている。
小日向文世主演の過去4作放送された人気シリーズの新作が『ドラマ特別企画 嫌われ監察官 音無一六スペシャル』(7月6日20時・テレビ東京)として1年半ぶりに帰ってくる。“警察の中の警察”という異名を持ち、警察内部のあらゆる不正を取り締まる監察官役の小日向は、職務を忠実に全うするがゆえに嫌われつつも、天才的な“深読み力”で事件の真相を暴き警察の闇を斬る“音無一六”を演じる。今回、一六の弟と判明するキーパーソン・万丈二六を演じるのが遠藤憲一だ。
小日向は、遠藤と兄弟役を演じて「全く(見た目が)似てないのが面白いと思う反面、成立するのかなと」と笑ってから、「遠藤君とお芝居で絡んだことが実はあまりなかった」と明かし「遠藤君はあんな顔しているけど(笑)、ものすごく神経が細かいし、柔らかいし、面白い! 楽しかったしやりやすかったし、遠藤君もそう思ってくれていると思います」と同作での共演を喜んだ。「本当にお芝居が好きで無邪気で、あんなに忙しいのに手を抜かないし、どうやったらそのシーンが面白くなるか一生懸命考えている。遠藤君を見て僕も勉強になりました」と役者・遠藤憲一を評価した。
一方、遠藤も「まさか小日向さんと兄弟になれる日がくるとは思いませんでした」と驚き、