5月19日に実父欠席のまま英ヘンリー王子と結婚式を挙げた米国出身のメーガン妃。挙式から約1か月後の6月18日、父親トーマス・マークルさんが英情報番組『Good Morning Britain』に初出演を果たした。これまでタブロイド紙に散々追いかけられて記事にされてきたトーマスさんだが、30分以上におよぶインタビューに応じ、自身の言葉で胸のうちを赤裸々に告白した。
メーガン妃がヘンリー王子と結婚を意識するようになった時から、トーマスさんは「バージンロードを一緒に歩いてほしい」と2人より直々にお願いされていたという。よってトーマスさんは挙式に出席する心積もりでいたが、娘の交際相手がロイヤルメンバーとあってメディアが放っておくわけがない。2人の交際が明るみに出てからというもの、トーマスさんや家族は連日メディアに追いかけ回されることとなり、平穏な生活が一変してしまったという。このストレスが、のちに思いもよらない形となって現れてしまったのだ。インタビューから内容の一部を抜粋してご紹介したい。
―パパラッチに追いかけられることとなってしまったわけですが、それはどのような経験だったのでしょうか?
「しばらくの間、プライバシーというものは皆無でしたね。初めてメディアに写真を撮られたのは、セブンイレブンの前でした。顔の前で突然、無数のフラッシュが焚かれたのです。私は急いで自分の車に乗り込みました。そして報道陣に向けてとっさに指でピースサインを作りました。中指だけ立てるよりはマシだと思ったんですよ。そんな状況がかれこれ1年ほど続いています。」
―婚約が正式に発表されてからは、メディアの報道もますます過熱していったと思います。その間もメーガンさんやヘンリー王子とは定期的にコンタクトは取られていたのですか?
「はい。2人からは主にメディアへの対応法についてアドバイスをもらったりしていました。」
―挙式の計画についてはいかがでしたか? 何か相談はされていたのでしょうか?
「メーガンから、ビバリーヒルズでスーツや靴の採寸をしてくるようにと言われました。偽名で予約を取り、手はずを整えてくれていたようです。」
―スーツや靴も用意し準備が整ってくる中で、依然としてメディアから追いかけられていたわけですが、これについてヘンリー王子やメーガンさんに相談することはなかったのですか?