妊婦さんにとって、超音波検査(エコー検査)などでお腹の我が子を目にすることはひとしお嬉しい瞬間であろう。しかしイギリスに住むある妊婦のエコー写真には、愛する我が子の他にもう一人映っていた。英メディア『Liverpool Echo』『Mirror』が伝えている。
英マージサイド州ノーズリー在住のステファニー・ジャクソンさん(Stephanie Jackson、32)とパートナーのマイケル・デイビスさん(Michael Davies)には、今年7月に待望の我が子が誕生する予定だ。
実はマイケルさん、以前交際していた女性との間に2人の子がおり、その時に精管切除術(パイプカット)を受けていた。しかしステファニーさんと交際してから彼女との間に子供が欲しいと思うようになり昨年、精管再吻合手術(精管の修復)に踏み切っていた。ステファニーさんも子供が授かるよう、いつも亡くなった祖母に‟お祈り”をしていたという。
そして幸運にも赤ちゃんが授かり、18週の超音波検査を受けた時のこと。エコー写真を見たステファニーさんの母親が、こう言ったそうだ。
「なんてこと! あなたのおばあちゃんがここにいるわよ。」
指差した胎児の右上の部分に、ステファニーさんの祖母メアリー・ジャクソンさんの顔が浮かぶように映っていたのである。後にステファニーさんはこのように明かした。
「母親に言われて、私もすぐおばあちゃんの顔に気付きました。もう14年も前に亡くなっているのに、感激のあまり涙が止まりませんでした。あまりに素晴らしいことだったから…。だっておばあちゃんは私達のそばにいるんですよ。」
ステファニーさんの家族や友人もエコー写真の中にメアリーさんを見つけることができ、