洋楽でも『Oh,Pretty Woman』や『Day Tripper』、『20th Century Boy』、『WALK THIS WAY』など「リフ」が脳裏に焼きつく楽曲は今でもよく耳にする。
RCサクセションの『雨あがりの夜空に』は洋楽に匹敵するカッコいい「リフ」で日本のロックに大きな影響を与えたと言えるだろう。
また、インストゥルメンタルでは『#1090~Thousand Dreams~』が『ミュージックステーション』を思い浮かばせるほどテーマ曲として定着、ギターでの表現力を見せつけた。
100組以上にアンケートをとったこともあり、膨大な楽曲が上がっただろう。それ故か30選に入らなかった名「リフ」は少なくない。
ジミ・ヘンドリックスの『Purple Haze(紫の煙)』(1967年)は番組中で随所にBGMとして流れたので、あえて入れなかったのかもしれない。
ただ、ローリング・ストーンズの『サティスファクション』(1965年)は選んでほしかった。ファズギターによるリフは先駆的であり、今でもその部分がBGMとしてよく使われる。
ディスコミュージックではシックの『Le Freak(おしゃれフリーク)』(1978年)も捨てがたい。音楽プロデューサーでもあるギタリスト、ナイル・ロジャースのカッティングギターによるイントロのリフは多大な影響を与えた。
日本ではクリエイションの『スピニング・トー・ホールド』(1978年)が脳内をよぎる。日本でも人気者だったプロレスラーの兄弟タッグチーム、ザ・ファンクスのテーマ曲にもなり、ギターフリーク以外からも広く愛されたフレーズだ。
他にもレッド・ツェッペリンの『Heartbreaker』(1969年)や『Rock and Roll』(1971年)など数え上げるときりがない。それだけ奥が深いテーマであり、もしギター特集第3弾があるならば“凄いギターリフ 30選”の続編に期待したい。
画像は『hisashix 2018年5月27日付Instagram「SUGIZO兄貴と赤い米咲タンと関ジャム頑張りチーム!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)