
警察官が犯人を捕らえてその両手に手錠をはめる…ではなく、犯人が警察官の手首に手錠をはめるというあり得ない事件が米ワシントンD.C.で起きたもよう。警察がまとめた文書や目撃者のインタビューをもとに『NBC Washington』が報じた。
事件はワシントンD.C.のフォギーボトムにある高級スーパーマーケットの「ホールフーズ・マーケット(Whole Foods Market)」で9日に起きた。店内にはたくさんの目撃者がおり、ジョージ・ワシントン大学でフォトジャーナリズムを専攻しているフリーランス・フォトグラファーの男性がその様子を『NBC Washington』に説明しているが、実に奇妙な光景が展開されていたもようだ。
この事件を起こしたのはエヴァン・ジェロルド・グラハムというメリーランド州の47歳の男で、店内のセルフチェックアウト用レーンに並んでいる客を「手錠をはめてやる」などと脅しながら蹴散らして通報された。警察官が駆けつけて「大人しくしろ、抵抗するな」と言いながら身柄を確保しようとしたところ激高。「抵抗はやめろ」などと怒鳴りながら1人の警察官の右手首に自分が持ってきた手錠をはめた。グラハムは複数の警察官に取り囲まれ、ひどく抵抗した末に御用となった。
店の客に対して暴力的な振る舞いがあったにもかかわらず、