女の教師が教え子の男子生徒と肉体関係を持ち、時には真剣交際にまで発展…こうした話題があとを絶たないアメリカ。男子も中学生になれば体格も立派、精神面でもかなり大人びてくることが教師を“その気”にさせてしまうのか。しかしその公私混同の性衝動は断じて許されない。ましてや妊娠、出産などは言語道断である。ところがオハイオ州で…。
米オハイオ州サミット郡で2017年8月、アクロンの「ブフテル高校(Buchtel High School)」に2008年から2015年1月まで勤務していたローラ・リン・クロスという37歳の元教師が、未成年者性的虐待ほかの重い罪で起訴された。1人の男子生徒と長いこと関係を持ち続けた末に妊娠したことが2015年6月に発覚したためだ。地元警察の発表をもとに欧米のメディアが伝えている。
15歳の男子生徒(子供の将来とプライバシーを考慮し、名前などは明らかにされず)の父親が、警察に息子の性的虐待被害について通報したことで事件が発覚した。クロスとの怪しい関係を疑った父親がある日息子を強く問い詰め、息子はクロスの妊娠を告白。その会話内容を録音して警察に提出したものだが、2人の肉体関係はなんと3年にわたるものであったことが判明した。押収された携帯電話には両者の間で交されたメッセージが残っており、それも動かぬ証拠になったという。
それでも身重であることが考慮され、クロスは赤ちゃんを出産したのちとなる2015年12月に逮捕され、身柄はサミット郡拘置所に送られ保釈保証金は10万ドルと設定された。生徒とよからぬ関係に陥っていたことも、その子供を妊娠・出産したこともすべて法に触れる過ちであったことを認め、有罪答弁を行ったクロス被告には5月24日に量刑が言い渡されるが、