2014年のこと、人気ブランド「ドルチェ&ガッバーナ」のドメニコ・ドルチェとステファノ・ガッバーナがファッションイベントに登場。「スパイス・ガールズ」のメンバーとして人気を博したもののファッションデザイナーに転身したヴィクトリアについて、「彼女は良い仕事をしている。でも僕たちに言わせれば、ヴィクトリアは同じ土台に立つファッションデザイナーとは言い難い」などと評していた。そしてこのたびステファノが、またしてもヴィクトリアを見下した行動に出たことで物議を醸しているようだ。
4月17日に、44歳の誕生日を迎えたファッションデザイナーのヴィクトリア・ベッカム。そんな彼女の祝おうとブラジル版『VOGUE』がSNSにヴィクトリアの写真をアップしたところ、ステファノ・ガッバーナはこれに反応。「親指を下げた」絵文字を3つもコメント欄に書き込み、ファンを驚かせた。
しかし彼女の夫デヴィッド・ベッカムについては「モデルとして」高く評価しているらしく、2010年にステファノはデヴィッドをこう称賛していた。
「男性ファッションに関しては、我々が時折デヴィッドと仕事をし始めて以降、本当に変化したって感じだ。」
「デヴィッドは(ゲイではなく)ストレートのサッカー選手。妻子のある立場でもあった。そこで男性達はこう言うようになった。『デヴィッドがこういう服を着るのなら、俺にだって着られる』って。それ以前は“ファッションの流行は同性愛者のためにあるもの”と思われがちで、(同性愛者でない)男達は特別な服を着ることを恐れていたんだから。」
厳しい業界であると十分承知したうえでファッション業界に参入し、