4月23日に誕生したウィリアム王子&キャサリン妃の第3子。27日には“ルイ・アーサー・チャールズ(Louis Arthur Charles)”と名前が発表され、今後は「ルイ王子」の名称で呼ばれることが明らかになった。
新王子の名前「ルイ(Louis)」の意味は「名高い戦士」である。フランス、ドイツ系の名前のため「伝統的ではないのでは?」との声も多くあがったが、実は英王室とはゆかりのある名前だ。
父ウィリアム王子のフルネーム「ウィリアム・アーサー・フィリップ・ルイ(William Arthur Philip Louis)」、そして兄ジョージ王子のフルネーム「ジョージ・アレクサンダー・ルイ(George Alexander Louis)」の一部でもあり、またチャールズ皇太子の大叔父でイギリス領インドで最後の総督となったルイ・マウントバッテン卿の名前でもある。そしてもう1人、フィリップ王配の祖父の名前も「ルイ・アレクサンダー・オブ・バッテンベルグ(Louis Alexander of Battenberg)」なのだ。
ミドルネームの「アーサー(Arthur)」は英国を代表する名前で、「高潔、勇敢」という意味を持つ。「古臭い」と敬遠する人も多かったのだが、エリザベス女王の父ジョージ6世やウィリアム王子のミドルネームでもあり「これぞ英国男子の名前!」「英雄アーサー王だ!」と絶大な支持があったのも事実。賭けでは「アルバート(Albert)」と人気を二分していた。ちなみにアンドリュー・モートン氏の著書『Diana: Her True Story – in Her Own Words』には、