ドラマ『Gossip Girl(ゴシップガール)』で“女癖の悪いチャック・バス”を演じた俳優のエド・ウェストウィック(30)が、過去に複数の女優に対して性的暴行を働いた容疑で警察の捜査を受けていることが昨年11月に大きく報じられた。美人なガールフレンドとの婚約どころではなくなったエド。今の彼は多くの時間を弁護士とともに過ごしている可能性がある。ロス市警に提出された被害届について検事当局が審理の段階に入っており、「裁判」の文字が見えてきたそうだ。
昨年11月、ロス市警ハリウッド署に「2014年に俳優エド・ウェストウィックから性的暴行を受けた」との被害届を出していた女優のクリスティーナ・コーエン(27)。エドの自宅でベッドルームを借りて寝ていたところを襲われたというもので、同行していたプロデューサーから「エドには金も人脈もある。騒がないほうが」と諭されて泣き寝入りしていた。だが、ハリウッドから悪質なセクハラ行為や性的暴行を排除しようという今の流れに勇気をもらい、あえて過去の被害を訴えたという。
そんなクリスティーナに続き、かつて“オーレリー・マリー・カオ”の名で女優をしていたというオーレリー・ウィンさんも「私も2014年7月に彼の豪邸のゲスト用ベッドルームで強姦された」との被害届をロス市警に提出。彼女は「エドはそういう状況でどれほど多くの若い女性に手を出してきたか」と激しく非難しており、「売名行為だといった批判や罵りは覚悟している。でも彼の傲慢な行為はすべて明らかにされ、正しく裁かれるべきだ」としていた。
そこにさらに続いたのが、クリエイティブ・ディレクターのレイチェル・エックさん。3人目の被害者である。2014年のアカデミー賞授賞式の前夜、ハリウッドのホテルでエドはレイチェルさんに迫り、無理やりキスしてベッドに押し倒すと体を触ってきたとのこと。彼女はメディアに「私の人生で最も不愉快な経験」などと告白していた。彼女は当時この話を親しい友人に打ち明けており、裁判になればその証言が大きな威力になるものと考えられる。
そして『PEOPLE』誌が、