アメリカのオバマ元大統領の長女であるマリア・オバマさんについて、ハリウッドの悪名高き“セクハラ・プロデューサー”ハーヴェイ・ワインスタインのもとで働いていた際の賃金がきちんと支払われていなかった可能性があるようだ。米芸能情報サイト『The Blast』が独占的に報じている。

マリア・オバマさんは高校卒業後の1年間をギャップイヤーとして過ごすなか、アムステルダムのナイトクラブで激写された写真が流出。そして昨年秋に名門ハーバード大学に進学すれば、英国人の若い男性とのキスや喫煙姿が大きく報じられるなど美しいマリアさんはいまだに世間の注目の的、人気者である。そんな彼女がギャップイヤーにもうひとつ体験していたこと。それはあのハーヴェイ・ワインスタインによる映画制作会社「ワインスタイン・カンパニー（The Weinstein Company）」でのインターンであった。

当時のワインスタインは、オバマ元大統領やヒラリー・クリントンの資金獲得のために強力な人脈と発言力で多額の寄付を集めていたハリウッドの超実力者。娘のマリアさんを安心して彼の会社に預けていたに違いない。そのためワインスタインの卑劣なセクハラ行為や性暴力に関する一連の告発を知った際、元大統領夫妻は強いショックとともに批判のコメントを出していた。

その騒動の影響を一番に受けたのが、弟のボブ・ワインスタイン氏と共同で設立した「ワインスタイン・カンパニー」。巨額の負債（5億ドル超という情報も）を抱えていることが明らかにになり、債務整理のため債権者のリストが次々と作成された。それぞれの債権者にどれほどの債務を負っているのか金額は不明だが、『The Blast』によればリストはなんと300ページにも及ぶとのこと。大変な数のハリウッドセレブや業界関係者の名に混じり、賃金の未払いでもあったのかマリア・オバマさんの名が発見されたと報じている。

リストにずらりと並ぶハリウッド俳優・女優の名。有名なところでは、