2015年のこと、故ホイットニー・ヒューストンが元夫ボビー・ブラウンともうけた娘ボビ・クリスティーナ・ブラウンが22歳の若さで亡くなった。そんなボビ・クリスティーナと生前、頻繁に衝突を繰り返していたという“最後の恋人”ニック・ゴードンについては「DVがあった」とする噂も根強く、ボビ・クリスティーナの父ボビーは今もニックに対する激しい怒りに震えている。
「俺の人生で何より辛かったのは、自分の娘に“もう自分を解き放ちなさい”と伝えることだった。」
「俺のベイビーが、死んでしまったんだ…。」
機械によって生かされているだけの状態になり、病院に搬送された当初より「回復の見込みはない」と囁かれていたボビ・クリスティーナ・ブラウン。しかし機械のおかげで肌のぬくもりを失わぬ娘の生命力を信じたボビー・ブラウンは、「医療費が莫大に膨らんでしまった」「葬儀の話し合いに入ろう」という親族の言葉を無視。「絶対に死なせない」として“治療”の続行を決意し、娘の回復を信じて待ち続けた。その後息を引き取った娘のことを、ボビーは号泣しながらテレビ番組で語っていた。時には衝突もしたが深く愛した娘の亡骸は、元妻ホイットニー・ヒューストンの隣に埋葬したという。
そのボビー、そして世間やメディアに死との関与を疑われてきた“ボビ・クリスティーナの最後の恋人”ニック・ゴードンは、2017年にも女性に激昂。この女性は警察に「スポーツバーで“俺の友達と親密になろうとしている”と誤解され、帰宅後に激しい口論になった」と話しており、ニックは殴る、叩くといった暴行で阻止したという執拗さも報じられ、女性の周辺からは「酷い殴り方をしたらしい」といった証言も浮上していた。
一方でニックは「殴っていない」「彼女が襲ってきた」と主張、