元プロフットボール選手や俳優としても活躍したO・J・シンプソン(70)の元妻ニコール・ブラウンさんと彼女の友人ロナルド・ゴールドマンさんが遺体となって見つかった、通称「O・J・シンプソン事件」。1994年に起きたこの事件の被疑者・被告となったシンプソンは2006年にインタビューに応じていたが、このほど『O.J. Simpson: The Lost Confession?』と題して放映された。その内容に多くのアメリカ人が大きな衝撃を受けている。
「仮定だが…。」
そんな言葉を繰り返し、元妻とその友人が惨殺された日のことを2006年に語っていたO・J・シンプソン。その未公開シーンがこのほど公開され、再びアメリカ中に戦慄が走っている。後悔の念など微塵もなく笑顔まで見せ、あくまで「仮定」としてシンプソンはためらいもなく“告白”したのだ。
まずは「友人に『元妻の家で何が起きているか知ったら驚くぜ』と言われた」と語ったシンプソン。「何が起きているにせよ止めねば」と思い彼女の家周辺に行ったというが、具体的に「何を友人から聞いたのか」については話していない。
その後「あくまで仮定だが」としながらも、シンプソンは「帽子、手袋、そしてナイフを持ってニコール邸へ行った」と発言。するとそこにロナルド・ゴールドマンさんが車で現れたといい、「ニコールの母がレストランに忘れていったサングラスを届けに来たと知った」と明かした。
そのロナルドさんに対して、ニコールさんとデートしたと考えて嫉妬したのだろう、