1997年のこと、サンダンス映画祭に参加した際に「映画プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタインより性的暴行を受けた」と主張している女優ローズ・マッゴーワン。彼女はその後、示談金を受け取ったとされるが、昨年ハリウッド映画業界にはびこるセクハラ問題につき被害者らが声をあげ始め、ローズもワインスタインの蛮行をおおいに批判し今に至る。そんな中、セクハラがあったとされる時期にローズを担当していたマネージャーがまさかの自殺―これを受け、ローズがインスタグラムにメッセージをアップした。
ハーヴェイ・ワインスタインによる性的暴行を受けたというローズ・マッゴーワンのマネージャーを務めていた女性ジル・メシックさん(Jill Messick)が先日、騒動に巻き込まれたことを苦にし自殺した。「ローズはワインスタイン氏とホットバスにはいることに同意していました」「しかしローズはそれを悔いているのです」と書かれたジルさんからのメールをワインスタイン側が同意を得ることもなく公表したこと、またローズも「マネジメント側のサポートが少なかった」「事件後にマネージャーがワインスタイン側の仕事をゲットし何年も働いた」と明かしジルさんを暗に責めたこと、そしてメディアがジルさんを巻き込む情報を垂れ流したことを遺族は責めており、問題の根深さが改めて浮き彫りとなった。
そんな中、ローズはインスタグラムを更新。このように綴った。
「ジルへ:あなたのご家族が、この悲しみの中、いくらかでも慰められることを願っています。あの男がこんなにもダメージをもたらすなんて、驚くばかりなの。でも悲しいことにこれが現実なのよ。あの悪い男が私とあなたをこんな目にあわせたの。星々の世界で、あなたが平和を見出しますように。星たちと共に、平穏を見出すよう祈っています。」
しかしジルさんの自殺によりローズに対する批判の声が噴出し、