映画やテレビドラマで活躍する俳優アンソニー・ラップ (46)が昨年、“10代のある日に起きた衝撃的な出来事”を回顧。『Buzzfeed News』の取材に応じ、「1986年に自宅でパーティをするからぜひ」とケヴィン・スペイシー(58)に誘われたことを明かした。(当時26歳の)スペイシーはラップを抱き上げるとベッドに横たわらせ、彼にのしかかり関係を求めようとしたという。ラップはスペイシーを押しのけて難を逃れたと暴露し、スペイシーは謝罪したものの「覚えていない」と釈明していたが…。
「この出会いについて、実は覚えていないのです。30年以上も前のことでしょうから。しかし私が彼の言うような振る舞いをしたのであれば、真摯に謝罪せねばなりません。不適切極まりない、酒に酔っての行動だったのでしょう。彼が何年もこのような感情を抱き生きてきたと知り、申し訳なく思っています。」
アンソニー・ラップによるセクハラ被害告白に続きそのように釈明し、さらにゲイであることも告白したケヴィン・スペイシー。同件につきラップが再び口を開き、人気番組『The Talk』にてこう語った。
「僕には“自分に起きたこと”につき話すことしかできません。でも、他にもいろいろなことが起きていると知っていたのです。」
「だからこう願っていました。自分が被害を訴えることで、他の人達が同じように真実を語るようにと…。」
「被害の暴露がリスキーなこと…それは自分にも分かっていました。彼の人気が高いこと、そして彼が尊敬される俳優だということも。でも僕は、(被害を告白することで)他の人達を守ろうとしていたんです。」
「結果、多くのサポートを得られたことを非常に嬉しく思っています。」
これによりスペイシーは大きな仕事をいくつも失い、