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寒さが厳しいイギリスから悲しいニュースが届いた。公園のゴミ箱から1匹の犬が見つかったのである。幸いにも犬の救助・保護活動をしている慈善団体に保護された犬は現在、元気を取り戻しているという。英メディア『Birmingham Live』『Mirror』などが伝えた。
ウェスト・ミッドランズのサットン・コールドフィールドにあるサットン公園で2月23日の午前6時頃、いつものようにゴミ箱にあるゴミを片付けにやって来た園の用務員は、その1つから犬が顔を出しているのを見つけた。
連絡を受けた犬の救助・保護施設「Birmingham Dogs Home(バーミンガム・ドッグズホーム)」は、テリアの雑種と思われるこの犬を保護し、施設へと連れて行った。犬にはマイクロチップが埋め込まれておらず、飼い主を特定することや犬の名前を知ることができなかったため、この犬は迷い犬から野良になったのか、もしくは飼い主に捨てられたからなのかという特定はできなかったようだ。また飼い主がいるならば故意にゴミ箱に遺棄したのか、寒さから少しでも避難するために犬が自らゴミ箱に入ったのかも定かではないという。
「Birmingham Dogs Home」によると、もしこの犬に飼い主がいるならば、新しい引き取り先が決まるまでの1週間以内に名乗り出るチャンスがあるということだ。施設の基金支援者であるレイチェル・フロストさんは、