バツイチで元女優、しかも英国人ではなく黒人の母と白人の父を持つアメリカ生まれのメーガン・マークルさんが、英ヘンリー王子との順調交際を経て昨年に婚約を発表。2人は今年の春に挙式を予定しているといい、メーガンさんは王子と揃って様々な場所を訪問するなど早くも王室メンバーとほぼ同じ扱いを受けて大歓迎されている。そんなメーガンさんと王子の結婚が決まったことにより、堅苦しいイメージだった英王室の印象がずいぶん変化しつつある。
ヘンリー王子との正式な結婚を前に、先のクリスマスをエリザベス女王ら王室メンバー達と満喫したメーガン・マークルさん。婚約者である王子と共に公の場に登場するほど新生活に馴染みつつあるメーガンさんだが、彼女の存在によって英王室の印象は変わってきたと言われている。
まず英国民を驚かせたのは、2人が宮殿を介して公開したこちらの婚約写真だ。顔と体を寄せ合う密着ぶりは“モダンカップル”そのものであったが、これは兄ウィリアム王子と妻キャサリン妃の婚約写真と実はソックリなのだ。今は熱々ムードが落ち着き“パパ・ママ”のイメージが強いウィリアム王子夫妻だが、2人も婚約発表時には身を寄せ合いカメラに向かって微笑んでいた。キャサリン妃は故ダイアナ妃がつけていた婚約指輪を、またメーガンさんもダイアナ妃が所有していたダイヤモンドが埋め込まれた婚約指輪をカメラに向け、「幸せいっぱい」という様子であった。しかしこの2カップルの写真は、専門家曰く「あまり王室風ではない」とのこと。長い伝統を誇る英王室だけに“守っていくべき風習・習慣”も当然あるが、愛情表現が豊かになった点についてはおおいに歓迎されているもようだ。
また“自立した女性”として生きてきたメーガンさんはそつがないタイプらしく、すでに王室のしきたりについてはほぼ完ぺきにマスターしている可能性もある。クリスマスの日もカメラ慣れしているだけあって、物怖じする様子はゼロ。女王の車が目の前に停まるなり、片方の膝を少し曲げる王室流の挨拶も完璧にこなし「さすが」と英国民をうならせた。
だが熱々の2人だけに、