ラテアートも昨今、イラストなどに留まらず泡を使った3Dラテアートなどと進化を遂げているが、このほどロンドンで客のセルフィーをそのままラテアートにして提供するカフェが話題になっている。米メディア『New York Post』などが伝えた。
英ロンドンでオックスフォード通りの百貨店内にあるカフェレストラン「ザ・ティー・テラス(The Tea Terrace)」。このカフェを訪れる人の多くが、「セルフィーチーノ」と呼ばれるラテアートを施した飲み物を注文するそうだ。
「セルフィーチーノ」は通常のラテアートとは異なり、来店客のセルフィー(自撮り写真)をほぼ忠実に再現したものだ。客はカプチーノかホットチョコレートのいずれかをセルフィーのキャンバスとして選ぶことができる。このサービスはヨーロッパで初の試みとなり、1杯約7.5ドル(約845円)で提供されている。
注文の仕方は至って簡単で、客はオンラインメッセージアプリを介して写真画像を同店のバリスタに送るだけだ。するとチーノ(Cino)というラテアート・マシンにイメージがアップロードされる。次に泡立った飲み物が注がれたカップをマシンに固定し、味や匂いも無い食品着色料が泡の上に印刷するように描かれていくのだ。
写真を送信してから仕上がりまで4分程度という。「ザ・ティー・テラス」のオーナーであるイハーブ・サレム・シューリーさん(Ehab Salem Shouly)は、