クリスマスまであと1か月少し。プレゼントを買い置きしておく家庭は多いが、ある一家でそのプレゼントが窃盗被害に遭ってしまった。悲しみに暮れた母親がSNSに事件のことを綴ると、見知らぬ人々からの予想以上の親切が寄せられた。英メディア『Liverpool Echo』が伝えている。
英マージーサイドのウィラルに暮らすサラ・グリフィスさん(26歳)は、6歳の息子ジェイク君のために買ってあったクリスマスプレゼントをごっそり盗まれてしまったことに激しいショックを受けた。
窃盗犯はクリスマスプレゼントだけでなくサラさんの亡き父が所有していたビデオレコーダーまでも盗んで行ったようで、一層サラさんを深い悲しみへ落とした。
サラさんはソーシャルメディアに事情を綴り、助けを求めた。すると投稿を見た見知らぬ人々から、クリスマスまでの日にちを数える「アドベントカレンダー」やクリスマス用靴下に入れるためのプレゼント、さらにはテレビなど予想以上に多くのプレゼントが届けられ、サラさんを感動させた。地元のスーパーチェーン店「ASDA(アズダ)」の従業員は、ジェイク君のためにクリスマス用の特別なパジャマを注文してあげるとまで申し出てくれたそうだ。