米カリフォルニア州のあるマクドナルドで、妊娠していた従業員がなんと店舗で赤ちゃんを出産してしまった。しかしその女は色々な事情から母親になる覚悟ができていなかったもよう。赤ちゃんをその場で殺そうとして逮捕された。予期せぬ事態に周囲が騒然となったことを州のメディア『KTLA』などが報じた。
サンマテオ郡地方検察局が発表したところによれば、従業員が店舗で出産という予期せぬアクシデントが発生したのは、サンノゼとサンフランシスコのほぼ中間に位置するカリフォルニア州レッドウッドシティのマクドナルド/チェスナット店。今月4日、夜間のシフトでカウンターを担当していたサラ・ロックナーという25歳の従業員が勤務中に腹痛に見舞われ、トイレで男児を出産したという。
腹痛を訴えて頻回にトイレに入るロックナーを心配した上司は「早退してよい」と告げたが、彼女は帰ろうとせず時刻は午後10時に。トイレに閉じこもってしまったロックナーに心配した同僚2名が声を掛けたところ、床が血液で汚れていたため彼女を問い詰め、そこで出産が判明した。ロックナーは2名に対し、「このことは黙っていて欲しい。床をきれいにするのを手伝って」と哀願したが彼らはすぐに911番通報した。