9月21日に放送されたバラエティ番組『アウト×デラックス アウトの極みSP』(フジテレビ系)にバンド・ゲスの極み乙女。が登場した。メンバー4人が揃ってテレビに出るのは、川谷絵音と「Bさん」による“ゲス不倫”騒動後初めてだ。トークは「1番目の彼女、Bさん」や「2番目の彼女」の話題からやがて川谷の曲作りへと移り、その場で詞を書いて即興で歌うこととなった。
メンバーから「曲作りが速すぎる」と言われる川谷絵音。キーボード担当のちゃんMARIによるとレコーディングの日に全く曲が出来ておらず、その日に作曲してレコーディングブースに入りスマホで作詞するという。彼は「家ではあまりやりたくないので、何も考えてこないですね」と答えており、それが通常のようだ。ベース担当の休日課長は始めのうちこそ慣れずに苦労したが、「僕は川谷とずっとやってきた。川谷以外とやってきてない」から怒ったことはないと話して川谷を苦笑させた。
「指のぐにゃぐにゃがアウト」について川谷は、子どもの頃あまり友だちがおらず指で人の顔を作って1人で遊んでいたと明かす。指でいろいろな形を作るうちに「ぐにゃぐにゃ」に絡めるほど柔らかくなった。そうやって指を使ってストーリーを作る遊びを「10年ぐらいやっていた」という。マツコ・デラックスは「しょうがなかったんだね、こんな人だったんだよ」と評しながら、そこに彼の才能の秘密を見たようでもあった。
そんな川谷絵音に「今パートナーは?」「(交際相手に)年齢制限は?」とアプローチして、「めちゃくちゃタイプ! 好きです!」と告白したのが遠野なぎこである。髪型も彼に寄せており、“ゲス不倫”騒動の頃は「Bさんには敵わないからと静かに見ていた」というので以前から好意を持っていたようだ。
トークが佳境となった頃に、山里亮太(南海キャンディーズ)が「今、曲を作ってもらうとかできます?」と無茶振りしたところ「全然いいですよ」と川谷。テーマとなる「ワードをください」と依頼して、レギュラー陣から「やる気」「輝き」「愛」「なぎこ」「肝を冷やしたぜ」「黒」の言葉をもらった。
彼が曲作りする間にマツコと矢部浩之がゲス乙女メンバーをいじっていたが、途中から川谷も話に加わりながら考えていた。それでも約10分後には「なんとなくできた」「即興で歌ってみます」というから速い。