THE YELLOW MONKEYでベースを担当する“HEESEY(ヒーセ)”こと廣瀬洋一が9月16日、東京キネマ倶楽部で行われた『~マーク・ボラン追悼~ GLAM ROCK EASTER Vol.31』に出演した。T・レックスのボーカリストでギタリストだったマーク・ボランは1977年9月16日に29歳の若さで他界した。彼を知らずともT・レックスの『20センチュリー・ボーイ』(1973年)は映画『20世紀少年』やテレビCMなどで耳にしたことがあるのではないだろうか。今年は“マーク・ボラン生誕70年、没後40年”となり同イベントも一段と熱さを増した。
HEESEYが『廣瀬“HEESEY”洋一オフィシャルサイト』のブログで「ブギーのアイドルよ、永遠に」と題してイベントを振り返った。“マーク・ボラン追悼”イベントは3年ぶりで、1995年に初めて出演してからこれまでにおよそ7~8回は参加した常連メンバーである。
「おかげ様で毎回毎回出演者やお客さんに歓迎してもらって、MARC BOLAN&T.REXの楽曲で思いっきりベースを弾かせてもらってる」とHEESEY。影響を受けたミュージシャンたちを知れば知るほど改めて偉大さが分かるものだ。マーク・ボランもトリビュートアルバムや追悼イベントに参加させてもらうことで素晴らしさを再確認でき「『ボランの魔法』を新たに発見する」という。
2007年の“生誕60年没後30年”にも出演していた彼は今回「節目節目で登場する男!」と紹介されてステージに登場、グラムロックを感じさせる衣装に「白いサンダーバード・ノンリバース」のベースを弾き、アンコールでは「タンバリンやダンスを担当(笑)」した。