海外発!Breaking News

writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】ハリケーンでビーチに打ち上げられた謎の生物にネット民騒然(米)

この投稿は専門家の間でも話題になり、ワシントンD.C.にあるスミソニアン国立自然史博物館のケネス・タイ博士はメキシコ湾の海に生息する「Aplatophis chauliodus/Snake Eel(ウミヘビ科キバウミヘビ属キバウミヘビ)」ではないかと推測している。別名「tusky eel」とも呼ばれているこの魚は、通常深水30~90メートルにほとんど隠れるようにして生息しているが、時折浅瀬に出ることもあるそうだ。打ち上げられた生物には「目がない」とプリーティーさんは述べているが、この種の魚は非常に小さな目をしているため、発見された時には腐敗が進み消失してしまった可能性も考えられるという。

タイ博士は、この生物を「キバウミヘビ」である可能性が高いとしながらもチンアナゴ属や、アナゴ属であることも否めないと明かしている。この生物の形の崩れた尻尾の先が種の特定を難しくしており、専門家でさえも困惑している様子だ。

ツイッターユーザーや、このニュースを知った人は謎の生物の死骸について様々な憶測を巡らせているようだが、現在のところこの生物の特定には至っていない。

画像は『Preeti Desai 2017年9月7日付Twitter「Okay, biology twitter, what the heck is this??」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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