時折ビーチに打ち上げられる摩訶不思議な生物の死骸。このたびも米テキサスシティの浜辺で謎の生物の死骸が発見された。先日、テキサス州を襲ったハリケーン「ハービー」の影響ではと言われているが「これはいったい何なのだ」と専門家をはじめネット上で話題になっている。『Metro』『NZ Herald』『Earth Touch News Network』など複数のメディアが伝えた。
自然・環境保護を目的とした団体「全米オーデュボン協会」で働くプリーティー・デザイ(Preeti Desai)さんは、テキサスシティ内のビーチでこれまで見たこともない奇妙な謎の生物が打ち上げられているのを発見し、自身のツイッターアカウントで「生物学のツイッターへ。これはいったい何なのでしょう?」とツイートした。
プリーティーさんが投稿した写真を見る限りでは、毛のない筒状の体を持ちイルカのような頭部には大きな口と鋭い歯が見える。長い尻尾部分は形が崩れており判別を困難にしているが、プリーティーさんは一目見て「寄生性のヤツメウナギかと思った」という。しかし鋭い歯部分から「深海に生息する生物では」とも思い、死骸を押したり仰向けにしてみたりして正体を突き止めようとしたが分からなかったようだ。
プリーティーさんの問いかけに、ツイッター上では「ウナギの一種では」という声が多く寄せられたが「確かにウナギの形をしているわ。でも、通常ウナギはサンゴや岩の間に隠れているしビーチまで上がってくることはないでしょう? それに目もないのよ」と返している。