デビュー20周年となるゆずの2人が、8月2日放送の『FNSうたの夏まつり~アニバーサリーSP~』に登場した。生放送のスタジオでは先にAAAの西島隆弘がゆずの20周年をお祝いする花束を持って待機しており、MCの加藤綾子が「西島さんにそっくりなメンバーがいる2人組とは…」と紹介して北川悠仁と岩沢厚治を迎え入れた。北川は西島と並びながら「ハードルが上がり過ぎ」と苦笑するが、実は2人で髪型を「寄せてきた」という。北川が街を歩いている時に「あの…西島さんですよね」と声を掛けられて「違います~」と返したエピソードを明かすほど2人は似ているのだ。
ゆずのデビュー曲『夏色』を聴いて音楽の道に進んだという西島は「ファンの方に申し訳ないけど、音楽を始めるきっかけになったアーティストさんが隣にいるなんて! しかも一緒に歌ってもらうなんて! 本当にごめんなさい」と興奮気味だ。そんな2人だけに髪型ばかりか膝に穴が開いたジーンズを合わせるほど気合が入っており、北川は「“ゆずッシー”として完全に溶けあった状態でいこう」とステージに臨む。まるで以前からフォークトリオ“ゆずッシー”で活動しているほど3人のコラボは違和感がない。特に北川と西島は声質もぴったりで動きをシンクロさせて一緒に『夏色』を楽しみ、最後の花火も2人でキメていた。
西島とのコラボが終わると『めちゃ×2イケてるッ!』メンバーからのビデオメッセージが映し出された。ナインティナインの岡村隆史がゆずの地元・横浜市磯子区岡村のロケで共演した際に『めちゃイケ』のテーマソングを依頼したことを振り返る。当時「ボツになったのでいいから」と強引にお願いしたが、その後『タッタ』を披露してもらい「ちゃんとした曲を作ってくれて、エエ人やなと思った」という。
スタジオではゆずがその『タッタ』を乃木坂46とのコラボでパフォーマンスした。彼女たちは全員『タッタ』のタンバリンを持ち、振付もバッチリで念入りに準備したことが分かる。白石麻衣や生田絵梨花ら数名が一緒に歌って、いつものゆずとは一味違う『タッタ』となった。