AKB48で唯一の現役1期生となった峯岸みなみが、6月12日放送のラジオ番組『坂本美雨のディアフレンズ』(TOKYO FM)にゲスト出演した。彼女は昨年行われたAKB48選抜総選挙で「最後の出馬」としながら、今年の『第9回AKB48選抜総選挙』にも立候補している。それを決意した真意や選挙前に聴いて前向きになれた楽曲などについて話した。
2005年10月30日、『AKB48 オープニングメンバーオーディション』に合格して12月8日にはAKB48劇場で初公演のステージに立った峯岸みなみ。当時を振り返り「12年もアイドルを続けるとは思わなかった。皆それぞれの夢を見つけて辞めていくなかまだアイドルをやっているという不思議な感覚はある」と胸のうちを明かす。そうした気持ちから卒業を考えるようになり、総選挙への出馬も昨年で最後にしようと思ったのである。
しかし同期の小嶋陽菜が4月19日で卒業するのを見て「まだ、こじはるほどAKBに還元していないな」と思い直す。卒業はまだ考えず「それならば総選挙に出ない手はない」と秋元康に相談したところ、「今は自分がずっとAKBでいることやアイドルにしがみつくことがカッコ悪いと思うメンバーが増えている。だからこそ1期生の峯岸が戦う姿はおもしろいんじゃないか!」と背中を押されて立候補を決意したという。
卒業についても吹っ切れて「最近はAKBにいるのも悪くないな、歌えなくなるのは寂しいし。特に急いで辞める必要ないなと考えられるようになって、今は楽しくやらせてもらっています」と頼もしい。
そんな峯岸みなみはロックバンド・back number(略称、バクナン)のファンだと公言している。2015年5月22日放送の『ミュージックステーション』でAKB48とback numberが共演した際に、峯岸は「4年前からファン」だと明かしバクナンが披露する新曲『SISTER』について「頑張れとは決して言わないけど、応援しているよと女性に向けた歌」と熱く語った。