エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】芋洗坂係長の“若き頃”に騒然 世界的タップダンサーが影響を受ける存在だった

水谷豊監督によるタップダンスの魅力が溢れる映画『TAP THE LAST SHOW』でダンス指導と企画・プロデュースを担当、自身も出演しているのがHIDEBOHだ。6月11日放送のバラエティ番組『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)にその2人がゲスト出演した。今や世界が認めるタップダンサーとなったHIDEBOHだが、まだ20歳だった時に人生を変えるほど大きな影響を受けた人物がいたという。

その男は彼が働いていたショーパブのミニステージでタップダンスを披露していた。HIDEBOHはまずそのタップダンスに目を奪われるが、やがてラップでネタを織り交ぜて客を笑わせるステージに衝撃を受けた。その頃のHIDEBOHは何とかしてタップダンスを多くの人に知ってもらいたいと考えていたので「タップダンスをエンターテインメントとして確立している!」と光を見たのだ。

HIDEBOHが仕事がなくて落ち込んでいる時にも、彼は「お前には凄い技術があるんだから」と励ましてくれ練習にも付き合ってくれた。そのおかげで頑張ることができたHIDEBOHは、やがて北野武監督の映画『座頭市』(2003年)のタップダンスシーンに出演、振付・指導を担当して脚光を浴びる。

ショーパブで一緒だったその男性は、美形でスタイルも良く女性ファンが出待ちするほど人気があったという。HIDEBOHと同い年なので今は49歳となる。MCの東野幸治たちお笑い芸人は察しがついていたものの、その彼こそ『R-1ぐらんぷり2008』で準優勝となった芋洗坂係長と明かされてスタジオが騒然となった。

20歳と49歳の写真を並べてみると別人のようで、芸能界に詳しそうな加藤綾子アナも「びっくりしました!」と目を丸くする。モデルのぺこは事実を知らされてもなお「まだ受け入れられない」と半信半疑のようだ。

そんななか当の芋洗坂係長がスタジオに登場すると、握手を交わして再会を懐かしむHIDEBOH。20歳の頃は芋洗坂係長に悩みを相談していたと振り返る。当時はイケメンで人気があり、すでに劇団も持っていた芋洗坂係長からおごりで飲ませてもらったが「連れて行かれたのがぼったくりバーだった」とネタのような裏話まで明かした。

スタジオでは2人によるコラボステージも実現した。まずはHIDEBOHが超高速タップを披露すると袖から「なんばしよっと? もうカチカチやかましか! 昼寝もできん!」とコント仕立てで芋洗坂係長が登場、博多弁でラップを繰り出しながら2人でタップ合戦だ。そこに他のダンサーも入って本格的なショーとなり「素晴らしい!」「カッコイイ!」と歓声が飛ぶ。

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