5月に英マンチェスターにてショーを開催したアリアナ・グランデ。しかし自爆テロ事件が発生し、その後アリアナは無傷で帰国するも「今こそ何かをしなくては」と決意。再びマンチェスターに戻り、被害者と犠牲者遺族を支援すべくチャリティ公演を開催した。ショー会場のみならず近隣の駅や通りまで警官隊が見守るなか、マイリー・サイラスやケイティ・ペリー、ジャスティン・ビーバーらも続々登場し素晴らしい歌で観客を酔わせ、公演を成功させた。
英時間4日に、アリアナ・グランデが英マンチェスターにて「One Love Manchester」と題したチャリティ公演を開催した。テロ事件の被害者や犠牲者の遺族を支援すべく企画したショーには、準備期間が極めて短かったにもかかわらず多くの歌手が参加。コールドプレイ、リトル・ミックス、テイク・ザット、マーカス・マムフォードらや以下のスターがステージに立ち、このようなメッセージで観客を沸かせた。
■マイリー・サイラス
「この惑星で暮らす私達が、互いを大事にすること。それが何よりも大事なことよ。そして皆さん、今日の私達を見て。なんて素晴らしいのかしら。」
■ファレル・ウィリアムス
「ここであのようなことが起きたのに、皆さんが恐怖心を抱いている様子は全くない。これにはただ頭が下がる思いです。僕がこの場で感じるのは、愛とポジティブな心さ。陳腐かもしれないけれど(そのような皆さんの思いを感じ)僕もハッピーな気持ちになれるんだ。」
■ナイル・ホーラン
「皆さんを愛しています。僕達がついている。世界中が見守っているよ。」
■ジャスティン・ビーバー
「あの事件により命を奪われた人達…。彼ら、彼女らに、敬意を表したいと思います。」
「皆さんのことをとても愛しています。ご家族の皆様のこともです。(会場に向かい)さあ、亡くなった皆さんに敬意を表すべく、両手をあげてほしい。」
「さあ、こう言って。『敬意を表します』『愛しています』と…。」
■ケイティ・ペリー
「愛する道を選ぶことが、難しいこともあるわ。特にこのような時は…そうでしょう? でも愛は恐怖と憎しみに打ち勝つの。皆さんが選ぶこの愛こそが、皆さんの力になる。これ以上のパワーなど無いわ。」