海外発!Breaking News

writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】マックのドライブスルーで善意のバトン「ペイ・フォワード」が167台続く(米)

6月18日の父の日に、米インディアナ州で心温まる親切の連鎖が起こった。スコッツバーグにあるマクドナルドのドライブスルーで、ある女性をきっかけに後ろの車の人の注文代金も支払う善意のバトン「ペイ・フォワード」が発生し、その親切行為は閉店前の167台まで続いたという。米『ABC News』や『WDRB 41 Louisville News』など複数メディアが伝えている。

昨年10月からドライブスルーのレジを担当していたハンター・ホステトラーさん(19歳)は18日の午後8時半頃、60代とみられる女性客から後ろの車を運転している男性と4人の子供が注文した食事代36ドル(約4,000円)を支払う旨を告げられた。そしてその女性客は「後ろの男性にHappy Father’s Dayと伝えて」とメッセージを残し走り去った。

嬉しい「ペイ・フォワード」を受けたその男性は、後ろの車2台分の注文代金を支払った。こうして親切の連鎖はドライブスルーの閉店まで続き、167台が「ペイ・フォワード」に参加したのだ。

11時半頃、閉店近くになったドライブスルーをボーイフレンドと訪れたアビー・スミスさん(22歳)は、「ペイ・フォワード」の161番目の車だと知り驚いた。「誰かが自分の分の食事を払ってくれるなんて、まるで大家族が集まったような気がしてとてもいい気分になりました。最近では“ペイ・フォワード”なんてあまり聞かないし、こういうことがあるとまだまだ社会にはいい人がたくさんいるんだなと思いました」と後に語っている。

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