海外発!Breaking News

writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】マックのドライブスルーで善意のバトン「ペイ・フォワード」が167台続く(米)

一方でハンターさんは、『ABC News』のインタビューでこのように話している。

「100台ぐらいで止まるだろうと思っていたのに、167台も続いて驚きました。今は最初にペイ・フォワードを始めた女性を探しています。もしまた来てくれることがあったら、あの日何が起こったか是非話したいと思います。アビーさんのように前の人の親切を受けた後、自分たちが注文した料金の3~4倍もの代金を後ろの車のために支払ってくれたお客様もいました。でも1~2ドル足りないお客様もいたので、僕や同僚のジェシカが自分たちのお金で不足分を補いペイ・フォワードに参加しました。閉店前の最後のお客様も『後ろに来た人のために払っておく』と申し出てくれましたが『すみませんがもう閉店で、あなたが今夜最後のお客様なんです』と言ったほどだったんです。世の中、暗い出来事ばかりでこのようなことはあまり起こるものではないので、とても心が温かくなりました。」

同店のオーナーであるフランク・ウォードさんは「マクドナルドは、ビジネスを展開する地域社会に貢献することは非常に大切であると考えています。今回、スコッツバーグのドライブスルーでこのような親切の連鎖を経験できたことを誇りに思います」と述べている。なおこのようなペイ・フォワードは、2015年12月にもフロリダ州レイクランドにあるドライブスルーで起こっており、その時は250台にわたって善意のバトンが引き継がれた。

画像は『ABC News 2017年6月21日付「167 drivers pay it forward in McDonald’s drive-thru」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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