先日「お笑い芸人の高齢化」、「5年後、ひな壇がアラフィフだらけ」というネットニュースが話題になった。テレビの世界ではビートたけし(70)や明石家さんま(61)ら還暦を過ぎた大御所がいまだ健在、ダウンタウン、ウッチャンナンチャンら50代コンビも冠番組を多数持っている。そして彼らの番組を盛り上げる芸人の多くは40代だ。もちろん中高年が中心となるバラエティ番組が悪いというわけではないが、番組制作側としては若者のテレビ離れを食い止めるためにも30歳前後の若手芸人にも活躍してもらいたいところだろう。そこで新勢力と期待されているのが、昨年ブレイクしたカズレーザー(メイプル超合金)と今年バラエティ番組に引っ張りだこのみやぞん(ANZEN漫才)である。2人とも年齢は32歳でキャラや芸風も全く違うが、最も尊敬する先輩芸人として有吉弘行の名をあげているのだ。
5月12日放送の『金曜★ロンドンハーツ』「うぬぼれ注意!芸人リスペクト番付」で、“天然ボケでピュアな憎めないキャラ”と人気急上昇中のみやぞんが先輩芸人10人を尊敬する順に格付けした。
先輩芸人のメンバーは有吉弘行、カンニング竹山、後藤輝基(フットボールアワー)、陣内智則、千原ジュニア(千原兄弟)、土田晃之、藤本敏史(FUJIWARA)、山崎弘也(アンタッチャブル)、礼二(中川家)、濱口優(よゐこ)といずれも40代だ。そしてご意見番は、昨年9月放送分で自身も先輩芸人を格付けしたカズレーザーである。この時は土田晃之、濱口優(よゐこ)ではなく、品川祐(品川庄司)と小沢一敬(スピードワゴン)が出演していた。