アラバマ州のブラウント郡警察は今月11日、オネオンタ市にある「Covered Bridge Inn」というホテルの106号室で、小児性的暴行の容疑につきラマ・ラジ・エラムラジュという44歳の男を逮捕した。身柄はブラウント郡の拘置所に送られ、設定された保釈保証金は600万ドルと非常に高い。12歳未満の小児に対する性的暴行を含む重罪4件での起訴が決まっているという。

ところがこの事件で浮かび上がったのは、エイミー・フロイド・モーガンという少女の母親の関与であった。少女はなんと売春を強要されていたことが判明。エイミーはストリッパーをしながら4人の子を育てていた中で“ソニー”と名乗る小児性愛者のラマと知り合い、金銭目的で娘の肉体をラマに売っていたのだ。

2015年6月から2016年8月までの1年以上にわたり、要求があるたびに同ホテルへ娘を連れて行き、性的暴行を承知の上でラマに引き渡していたとして逮捕されたエイミー。こちらも郡拘置所に拘束されて保釈保証金は35万ドルと設定されたが、捜査はいまだに続いている。金銭目的での人身売買さながらの行為であっただけに起訴状は複雑なものになりそうだ。

出典：http://www.al.com
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）