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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】出会い系サイトで13歳少年に接近 逮捕された米・公認会計士60歳の呆れた弁明

たとえそれが嘘ではなく真実であったとしても、法廷でつまらない弁明を繰り広げると裁判官や検事の心証をさらに悪くするものである。このほど米コネチカット州のある法廷で、「すべてはこのド近眼が」と視力のせいにして刑罰を逃れようとした60歳の男がいた。『nydailynews.com』などが伝えている。

コネチカット州フェアフィールドで2015年10月、13歳少年との性行為を企んだとして逮捕されていたチャールズ・ローレンス(60)。公認会計士や不動産ブローカーの資格を持ち、社会的な地位もあるチャールズはある日、ゲイ、バイ、そして好奇心に満ちたセックスを求める男性を対象とした世界展開の出会い系サイト『Grindr』で魅力的な少年を発見し、すぐさまコンタクトを試みて密会の日を決めていた。警察によれば、メッセージには「君と早くセックスをしたい」「僕が先生になってセックスの手ほどきをしてあげよう」など露骨な表現が含まれていたという。

ところがその様子を米『Extra-TV』の犯罪監視リアリティ番組『Crime Watch Daily with Chris Hansen』が捉えていた。彼らはおとり捜査官が『Grindr』というサイトを利用する怪しい人物に狙いを定めている様子を追い、見事にそのターゲットとなったチャールズは密会場所に現れたところで未成年者に対する買春および性的暴行未遂につき逮捕され、第二級性犯罪として起訴されていた。今年4月に有罪答弁も行っていたチャールズに対する裁判が今月2日に上級裁判所で開かれたが、彼はエドワード・ギャビン弁護士とともに驚くべき弁明を繰り広げたのだ。

「被告は小児性愛者ではありません。少年から受け取ったメッセージの中で、年齢について“13”という数字を“18”と読んでしまっただけです。3と8を見間違えたのは視力がとても悪いせいです。」

こんな苦しい言い訳が通用するはずもなく、ロバート・デヴリン判事は「被告からはシェイクスピア文学、あるいはジキルとハイドにみられる二重人格者のようなものを感じとることができます。でもこの事案においては弱者である未成年者を守ることが重要となります」として、チャールズに懲役2年の実刑判決を言い渡した。3と8を読み間違えるという公認会計士。彼の顧客であった法人・個人ははじき出された数字に誤りがないか確認した方がよさそうだ。ちなみにチャールズの情けない逮捕劇は、新番組『Hansen vs. Predator』でオンエアされる予定だという。

出典:http://www.nydailynews.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)