writer : tinsight-takazawa

【エンタがビタミン♪】謎の“麻呂風”ダンスユニットが京都市PR動画に出演 その正体は?

10月31日に京都市のPR動画シリーズ第2弾『【京都市公式】平成KIZOKU「保育が充実」編』が公開された。第1弾『京都に住んで良かった編』にも出演した麻呂風で白塗り顔の『平成KIZOKU』が、第2弾では園児服を着て園児たちと歌舞伎や能を意識したような音楽に合わせて踊っている。動画で流れる曲の歌詞は「待機してない、待機してない、保育園が充実~、ひとりも待機してないよ、しかも保育士充実~」と続いていき、「京都市は3年連続児童待機ゼロ」のため「子ども いと育て易し」というメッセージが最後に表示される。

京都市から「子ども いと育て易し」というメッセージ

動画にインパクトを与えている謎のダンスユニット『平成KIZOKU』は、平安時代に京都で優雅に暮らしていたが、ひょんなことからタイムスリップして平成の京都にやってきた3人の麻呂だという。リーダー・麻主麻呂(ましゅまろ)に、麻呂八華(まろやか)、麻倶呂(まぐろ)というそれぞれユーモアのあるネーミングになっている。プロフィールを確認すると、リーダーの麻主麻呂は、パリピ(パーティーピープル)でスイーツ大好き、BBQのときは焼きマシュマロが欠かせない。唯一の既婚者で妻から「あんた! いつまでも平安気分やったらあかんで!」と叱られている。麻呂八華は、女の子が三度のメシより好きで一度に8人の女性を好きになることも。自分が8人いたらいいのになあと常に嘆いているイケメンだ。そして、オシャレ番長の麻倶呂は、グルメでもあり、中央卸売市場のマグロが一番の好物で、口癖は「それ、中トロより旨いわけ?」だそうだ。

しかしこの3人、ダンスはレベルが高く侮れない。実は彼らは『TRIQSTAR』という海外でも活躍するダンスユニットのメンバーなのだ。マドンナの専属ダンサーや自身のパフォーマンスで海外に招かれるなど世界で多方面から絶大な支持を受ける実力者。日本国内ではTVCM、テレビ番組に出演、有名アーティストとも共演している。2015年5月には、あのスーザン・ボイルらを輩出した国際的テレビ番組『GOT TALENT』シリーズの初のアジア版『ASIA’s GOT TALENT』に日本代表として出演しTop6入りを果たした。

京都市では2017年3月までの間に合計14本の動画を配信していく予定だ。今後も様々な魅力を持つ京都の一面を堪能できる動画を公開していくそうだが、次作も『平成KIZOKU』が登場するのか気になるところだ。

(TechinsightJapan編集部 高沢みはる)

京都市PR動画 平成KIZOKU「保育が充実」編より

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