ここ2年ほど洋服などの買い物は一切していないという松本薫選手。柔道のことしか考えられず、オシャレとは無縁の生活である。ジャージ以外の洋服はカジュアルなパンツが多く、色は上下とも無難な黒ばかりを選んでいるという。今回、松本選手のスタイリストは元JJ専属モデルの畑野ひろ子。彼女は松本に白のニットワンピースを選び、女性らしさを前面に押し出した装いを勧めた。
「ワンピースとか恥ずかしい」
「“野獣”から、ちょっと脱線する感じ」
「“今風のアイテム”って何?」
松本選手と畑野のやり取りを聞いていると、本来の松本選手は屈託のない可愛らしい女性であることが分かる。交際7~8年になるという彼氏の前では、きっと恋する乙女なのだろう―と思いきや、やはりそこは“野獣”と呼ばれる松本選手。リオ五輪が3か月後に迫ると戦闘モードに入り、「女性スイッチ」はOFF状態に。彼氏が何気なく自分の肩の手を置くだけでも「やめてよ!」と振り払うほど殺気立っていたという。極端に言えば、「触れたもの=投げる」という感覚になってしまったそうだ。
完成した松本選手の装いは小物も白のファー付きストール、ブーツとピアスはボルドー色で揃え、華やかで女性らしい仕上がりとなった。だが周りから「可愛い」「似合う」と褒められても、彼女は「なんかスカスカで…」と膝のあたりを押さえて恥じらいを見せていた。
そんな松本選手は先日、2020年の東京五輪を目指して現役を続ける意向を明らかにした。オシャレを楽しめる生活は、もう少し先になりそうだ。
出典:https://www.instagram.com/hiroko_hatano_
(TechinsightJapan編集部 みやび)