発酵した梨を食べた野生のリス、酔って放心状態に(米)<動画あり>
Rank.1
英紙『Metro』によると、シドニー市内にあるタロンガ動物園は自閉症スペクトラムの子供たちやその家族、友人などが静かな環境でリラックスしながら動物たちを楽しめるようにと、土曜日は要望が多ければ8時半に開園時間が早められるという。ちなみに次の早朝開園は来年初めに予定しているとのことだ。
動物園のスポークスマン、スティーブン・ウィリアムズさんは「一般開園する前に、自閉症スペクトラムの子供たちに静かで平和な動物園を楽しんでもらうことは、とてもいい機会です」と『Sydney Morning Herald』に語っている。
この取り組みは、「Autism Spectrum Australia(自閉症スペクトラムオーストラリア)」という非営利団体とのパートナーシップで行われたものであり、120名以上の動物園スタッフたちが、自閉症スペクトラムの子供たちが特別なアシスタントを必要とした場合に備えて事前に研修も受けているそうだ。
土曜日の早朝開園に伴い、既に自閉症スペクトラムの子供を持つ家族43組が申し込みをしているほどの人気ぶりだ。自閉症スペクトラムの子供とその家族に配慮した社会的な取り組みは、今後もタロンガ動物園で行われる予定であり、動物たちとの触れ合いの場や展示コーナー、ケーブルカーでのスカイサファリなども楽しめるようになることが期待されている。
タロンガ動物園は今月100周年記念を迎えるという。最近ではミーアキャットやコアラの赤ちゃんが生まれたことでも話題になっている。
出典:http://metro.co.uk
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)